痛みは本物だ

エッセイとかコラムとか

お金持ちは生活をクラウド化できる

 

お金持ちの方が家に物が少なくて、貧乏人の方が家に物が多い。引っ越しするときの荷造りで、物が多すぎてこれに気づいた。お金持ちの物の買い方と貧乏人の物の買い方は違う。お金持ちは物が必要になったら必要になった時に買う。貧乏人も物が必要になった時に買うのは普通だが、不必要な物が安く売られている時にも物を買ってしまう。セールで売られている何か、合計○○円以上だと送料無料!という文句で一緒に買った消耗品、消耗品の詰め替えも大容量の方が安ければ大容量の方を買ってしまう。それだけでなく、貧乏人ならば生活のために外食ではなく、自炊しなければ生活できないが、お金持ちは食事を全て外食で賄うこともできる。そうなれば調理器具も冷蔵庫もいらないため、ますます家の中は広くなる。そういったもののの積み重ねで物が溢れていく。家が住居兼倉庫だ。お金持ちは必要になったら必要になったときに購入するから、不必要なものが家に置かれにくい。だから、家に物が溢れない。この考え方はクラウドと同じだ。必要になったら必要になった時にアクセスする。お金持ちは街全体を倉庫と考えて、金銭で倉庫から物資を出し入れできる。クラウドは現代の新しいライフスタイルのような言い方されることがあるが、昔のお金持ちはそういったライフスタイルを昔からやっていたのだろうし、別に目新しい考え方でもないと思う。